児童家庭福祉と保育士

児童家庭福祉の対象

児童家庭福祉の対象

児童家庭複視の概念には、以前は「児童の発達」の意味が込められていました。

 

ですが、徐々に「保護」や「幸福な状態」という目的が込められるようになり、
次第に、この考えが主流になりました。

 

児童福祉法は、全ての児童の福祉の実現を理念としています。

 

ですが「法」が対象としてきたのは、
「措置」と言う言葉に表されるように、主に「要保護児童」とその家庭でした。

 

網野武博は、児童福祉法の公的責任の内容として、
「支援(児童の発達上の障害や問題の軽減・除去のための支援)」、
「補完(発達上の障害や問題のある児童の養育の補完)」、
「代替(発達上の障害や問題のある児童の養育の代替)」の3つを挙げていますが、
この中でも要保護性の高い場合の「代替」は、
公的責任の最も重い領域であるといえるでしょう。

 

しかし、時代と共に大きく変化したのは「支援」の領域で、
子育て支援の施策化は、全ての子どもの心身の健康や発達を支援するためのものです。

 

そして、子どもや子育て家庭を支援する公的責任の領域が次第に広がってきています。

 

保育士は、子育て支援への第一線として活躍するという役割を担っているのです。